山田方谷セミナー : ソフィ法務事務所

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山田方谷セミナー

山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営(2019年2月実施のセミナーより)

「山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営」

 ここでは、2019年2月に実施した、山田方谷のセミナーの資料をそのまま使いながら、山田方谷の藩政改革の背景や考え方を学び、その叡智を現代の経営や社会問題の解決にどのように役立てるのかという内容のセミナーについてご紹介いたします。

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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

このセミナーでは、山田方谷の藩政改革が何をヒントにして考えられ、
現実に何を目指したのかを考えます。
特に、幕末の各藩の財政は、参勤交代や幕府への寄進、数多くの天災に見舞われ非常に厳しいものがありました。
その経済的な課題をどのように解決するのかは大きなテーマです。
このセミナーは「窮地を脱する」という課題を考えながら進めてまいります。



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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

山田方谷の藩政改革の内容は、非常に多岐にわたりますが、このセミナーでは特に経済的な取組みを中心に話を進めます。







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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

山田方谷の藩政改革の金額的な効果については、幕末当時の金額を、現代の金額にどのように置き換えるかは、さまざまな考え方があるようです。しかし、その金額がどれがた正しいのかと言う議論はこのセミナーでは行ないません。
現代社会や事業者の経営諸問題の解決に、やくだてようと言う立場からは、それは大きな問題ではないからです。



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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

なぜ、備中松山藩は大きな借金があったのかという内容をみると、現代にも通じる、組織の問題も見えてきます。







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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

企業や組織を取り巻く環境を捉えるというのは、過去も現代も同じです。
ここからは、当時の備中松山藩および山田方谷を取り巻く状況について、外部環境、内部環境、何を作るか、どこで売るのかなど、現代のビジネス展開と同様にさまざまな角度から考えます。



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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営










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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営











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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

内部の環境・状況や国内外の環境、時代背景を考えて、対策を考えることはよく行なわれることです。
簡単に考えられる対策は、それだけ効果も見えている範囲で、ほどほどのものになるでしょう。
「窮地を脱する」という思いからは、それでは不十分です。



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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

自分の組織がおかれた状況を考えるためには、さきほどのPEST分析やここに記載したバリューチェーンなど、さまざまなフレームワークを使って分析することも有用です。





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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

山田方谷の改革では、人材、組織、何を作るか、誰が作るか、その技術はどこにあるか、その製品を作るための材料や燃料はどこにあるのか、そのための資金はどうするのかなど、それぞれが関連性を持ち有機的に結び付けられていることが分かります。




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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営











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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

ターゲットとなるのは「需要が大きいところ」というのは誰でも思うことです。しかし、そこまで行くための費用やリスクも考えなければならないでしょう。
ここからは、山田方谷の改革でも重要なところです。





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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営











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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営











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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

ここでは、山田方谷の藩政改革を組織の7Sに当てはめて考えます。








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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

山田方谷の藩政改革に関連した地域を中国地方の地図に落とし込むと、山陰(安来市)から、瀬戸内の倉敷市(玉島)までつながっていることが分かります。





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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

この図と次の図は、藩政改革を成功に導いた、山田方谷の藩政改革の知的資産(人的要素と製鉄関連)の結びつき、流れです。
プロジェクター画面で説明するため、2画面に別れていますが全体は1つの図です。




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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営











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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

窮地を脱するという視点で、大きな効果を実現する方法について考えます。






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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営











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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

山田方谷の藩政改革が、他の藩の改革と異なり、短期間で大きな成果を挙げたとすれば、それは知的資産を活用した成果であると位置づけます。






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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

山田方谷の藩政改革を考えてみると、知的資産経営というものを考える材料になります。
成功した改革と、成功しなかった改革の違いはどこにあるのか、成功するための重要な要素と成ったのは何なのか、それを知的資産として考えることとします。


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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

知的資産経営は良く「強みを活かす経営」と言われますが、山田方谷が藩政改革に成功した備中松山藩に知的資産(強み)はあったのでしょうか。





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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

もともと松山藩に知的資産(強み)は無かったとすれば、ないところに知的資産を生み出した山田方谷のアイデアはどこから来たのでしょうか。






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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

冒頭にも述べたように、江戸時代、多くの藩で、その藩主や財政担当者は、財政の健全化のため非常な苦労を強いられました。まさに、窮地だったと言えるのです。
そこで、藩主や財務担当者は、様々な工夫をしました。山田方谷は、自分の人脈と豊富な知識を使い、そうした事例を学び、失敗を分析し、効果を高める方法を考察したのではないかと考えられます。


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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

各藩における財政健全化のための取組を年代順に並べてみると、山田方谷が様々な藩の取組を学んだのではないかと感じられます。







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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

山田方谷が、家計を助けるため幼いころから大人に混ざって、商売を行ってきた経験や、相手の立場になって物事を考えられる能力も持ち合わせていたと考えられ、それが藩政改革の効果を大きくしたと思われます。




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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

西国、岡山県の備中松山藩(現、岡山県高梁市)から商売をするのであれば、現代でも大阪が中心となりそうです。江戸(東京)はいかにも遠いでしょう。江戸時代ならなおのことです。






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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

ではなぜ、山田方谷は江戸を目指したのでしょうか。危険を冒し、時間をかけて江戸に向かうには、それだけの理由と確実な成功見込みがあったはずです。
ここでは、イメージしやすくするためミカンとリンゴを例にして考えてみます。



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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

ミカンとリンゴの価格は、大阪と東京で異なるのではないでしょうか。物流が現在とは大きく異なる江戸時代ならなおさらです。







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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

現実に、リンゴやミカンであれば、運搬に日数がかかると傷んでしまいますが、ここでは理論上まったく傷まないで江戸で購入したリンゴを大阪で売ると考えます。






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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

易しい算数ですが、山田方谷の狙いは別のところにあったようです。
それこそが、危険を冒して、遠方に出かけるほど、確実なものだったのではないでしょうか。






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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

山田方谷の藩政改革の紹介では、よく藩札刷新(古い藩札を回収し、新しい藩札を発行する)というセンセーショナルな出来事が紹介されます。しかし、少し考えてみると、財政が非常に苦しい中、3年物時間と費用をかけて、旧藩札を回収し、また、大きな費用をかけて新札を印刷するということの意味が分かりません。
「改革を印象付けた」とされるよく聞く説明では納得できないのです。
別の目的があったのです。

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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営











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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

現代なら、円と米ドルとどちらが安心でしょうか。私はかつて、ケニアに2週間ほど2回行きましたが、現地では「ケニアシリング」という札でした。あなたは、1000円札とそれに匹敵するケニアシリングを喜んで交換されますか。
ここでの例では、ミカンの価値を根拠にした旧札から、リンゴの価値を根拠にした新札に替えたと考えられるのです。
なぜ、リンゴなのかは、山田方谷の時代の読みがあります。


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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営











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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

「山田方谷の藩政改革は現代の経営や組織運営に役立ちます」・・なるほど、そうだね。・・
で終わってはダメなのではないでしょうか。
現代が窮地なら、「いい勉強をした。」ではなく、実践して問題を解決しなければならないでしょう。



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山田方谷の藩政改革を中心にした藩財政改革と知的資産経営

2018年7月、記録的な大雨により、倉敷市真備町をはじめ、岡山県内、広島県、愛媛県の各地で大きな被害が生じました。
山田方谷の叡智を学ぶなら、次はそれをどう生かすかでしょう。
「片腕ボクサー」を両腕にするカギ、それは、金融手法を活かすことです。モノを作って売るだけでなく、そのお金をさらに増やす仕組みづくりそれこそが、山田方谷が江戸での販売、藩札刷新で成し遂げたことでした。
ではそれは、現代に当てはめるとどうなるのでしょうか。


これをどう生かすかは、その時の社会状況によりますので、最終的な結論の部分は、掲載を割愛させて頂いております。


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